Classic Dress
Girard Boot
STYLE NO. 9091

サイズ換算表

※商品によってサイズの構成が違いますのでご注意ください。

Girard Boot


1928年のレッド・ウィング社カタログより

世界の服飾文化のカジュアル化をリードするアメリカにおいても、大恐慌以前、つまり1920年代までのいでたちは、今日から見ると極めてフォーマルなものである。当時のレッド・ウィング社の工場の写真を見ると、ラインで働くワーカー達も白いワイシャツにネクタイを締め、黒いエプロンを掛けて働いている。この時代、ワークウエアの種類も限られており、屋外での作業や油や埃にまみれる作業の時以外の殆どは、今日ではビジネス用とされる伝統的な服装をしていたようだ。

靴においても同様。自動車の普及以前、馬や馬車での移動が一般的なこの時代には、短靴はあまり使い勝手が良くなかった。フォーマルないでたちにも作業用にも使える6インチ丈のブーツが最も一般的な紳士靴であり、今でいう、ビジネス用、ワーク用、スポーツ用、はほぼ同じ靴であった。アウトドアでの作業や活動には、そうした靴の丈を膝下あたりまで伸ばしたタイプのものが履かれ、このような丈の高いものが「ブーツ」と呼ばれ、今日の6インチ丈ブーツまでは「シューズ」と呼ばれていた。

レッド・ウィング社のクラシック・ドレス・ラインはそうした時代を背景として開発されている。かつて、ドレスでもあり、ワークでもあった、アメリカのクラシックな靴のデザインを踏襲している。
ジラード・ブーツは当時レッド・ウィング社がシンガーモックと呼んでいた、飾りモカシンのつま先の6インチブーツである。このデザインを今日レッド・ウィング社にある最もドレスタイプのラスト、210番(ポストマン・シューのラスト)で使用。1920年代のソールをデザインモチーフとするグロコード・メダリオン・ソールを採用している。